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写真

富士山

富士山

紅葉と河口湖

山梨県の有名な観光名所と言ったら、なんと言っても富士山です。富士山は、標高3776メートルと日本一高い山で、静岡県と山梨県に跨る活火山です。

富士山は、標高が高いだけでなく、数多くの芸術作品の題材としても描かれ、国内外で日本を象徴する美しい山として知られています。

山梨では、富士山の山麓にある5つの湖として、河口湖かわぐちこ山中湖やまなかこ西湖さいこ本栖湖もとすこ精進湖しょうじこの「富士五湖」があり、特に河口湖は、山梨県を代表する観光名所として多くの観光客で賑わっています。

富士山の姿は、河口湖や山中湖など富士五湖周辺の近くから見る姿も雄大で、美しいですが、甲府など、少し遠くから眺める富士山も、周辺の風景とともに繊細で綺麗な姿を見せてくれます。

富士山を近くで見る場合、おすすめの絶景スポットとしては、先の富士五湖に加え、昭和レトロな街並みと正面に見る富士山が見事な富士吉田市の本町通りの商店街も、SNSで話題になったことで知られる撮影スポットです(【女子旅 富士吉田】富士山が見える商店街で、ノスタルジックな街歩き | ファッション雑誌『リンネル』)。

この商店街は、“富士山に一番近い鉄道”である富士急行線の下吉田駅が最寄駅となります。

それから、河口湖と富士山が一緒に見える、見晴らしのいい写真スポットと言えば、富士河口湖町の旧御坂峠みさかとうげにある天下茶屋てんかちゃや付近も、力強く綺麗な風景が堪能できます。

この天下茶屋は、「富士には月見草がよく似合う」という一節で有名な太宰治の小説『富嶽百景』の舞台となったお店で、かつて太宰治が3ヶ月ほど滞在(その後甲府で新婚生活を送る)したことでも知られ、太宰ファンにも人気の観光名所の一つです。

今でも一階は茶屋として営業し、二階は太宰治文学記念室として資料や当時滞在した部屋の復元が展示されています。

他に、富士山近くで言えば、南都留郡の忍野村辺りの二十曲峠も、富士山の絶景ポイントとして、写真愛好家に知られた名所です(忍野村二十曲峠展望テラスSORA no IRO)。

二十曲峠は、読み方が「にじゅうまがりとうげ」と言い、名前は何度も折れ曲がる道に由来するそうです。

一方、少し離れた場所から富士山を見るのであれば、山梨県の県庁所在地である甲府市からも富士山は見ることができます。

甲府市内で富士山を見るなら、甲府盆地も一緒に眺められる、愛宕山あたごやまや和田峠がおすすめです。

甲府駅から、愛宕山は車で10分ほど、和田峠は車で20分ほどとなります。

また、甲府駅からバスで15分ほどの「ミレーの美術館」として知られる山梨県立美術館がある公園内では、富士山や八ヶ岳など、甲府盆地の山々をぐるりと眺めることができます。

甲府駅周辺では、駅ビルのセレオ甲府の屋上、甲府城(舞鶴城公園)、穴場では、甲府市役所10階の展望ロビーも、富士山がよく見える場所となります。

甲府市外で、遠くから見る富士山では、甲斐市もおすすめです。

特に、甲斐市の竜王にある、赤坂台総合公園、通称「ドラゴンパーク」と呼ばれる広い公園の展望塔から見える富士山は、「甲斐市からの富士」として、国土交通省の「関東の富士見100景」にも選ばれています。

甲府盆地や富士山を望む「温泉」で言えば、山梨市のJR山梨駅から車で10分ほどの「ほったらかし温泉」も、その景色とともに人気の日帰り温泉施設です。

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