甲府市

八代ふるさと公園の桜、甲州蚕影桜の由来

八代ふるさと公園の桜、甲州蚕影桜の由来

八代ふるさと公園 古墳甲州蚕影桜と盃塚古墳

笛吹市の八代ふるさと公園は、園内に約300本の桜の木があり、春になると満開に咲き誇ります。

山梨県内で花見の名所として人気のスポット。

特に園内の古墳広場に立っている二本のソメイヨシノ「甲州蚕影桜」が、公園の目玉の桜です。

甲州蚕影桜、読み方は「こうしゅうこかげざくら」と言い、直径23メートルの円墳盃塚さかずきづか古墳のすぐ隣に咲いています。

甲州蚕影桜と街並み

甲州蚕影桜と古墳

桜と古墳、という珍しい組み合わせで、春の撮影スポットとしてもおすすめです。

それでは、一体なぜ「甲州蚕影桜」と呼ばれているのでしょうか。

この地域はかつて養蚕ようさんが盛んで、養蚕守護の神様を祀った蚕影山こかげさん神社の一つがこの場所にあったことに由来しています。

甲州蚕影桜は、夜のライトアップも行われ、幻想的な桜が星空や甲府盆地の夜景とともに堪能できます。